今回は新宿校です。
今回の先生はこれまでの先生と比較すると、感覚派ではなく、論理派でした。
例えば、声がどうやってでてるのかわかりますか?とか高い音はどうやって出てるかわかりますか?とか基礎の基礎から説明してもらえました。(詳しくは後ほど書かせていただきます!)
私の年齢が24歳なのですが、男性は25歳まで喉も含めて変わるらしいです!
なので、「いいタイミングでボイストレーニングに通い始めたね」と言われて、悩んだ期間があってちょうどよかったなと思いました(笑)
声の基礎
基礎の基礎から説明してくれたので、私のメモを頼りに書かせていただきます!
1.声はどうやって出てるのか。
声帯が開いて閉じてをしている間に、声帯に息が通って声がでる。
2.声帯のサイズについて。
男性が大きい。対して、女性は小さい。
大きい、小さいといっても、声帯の具体的な大きさは、爪くらいの大きさをイメージ。
高い声が出る人は、生まれながらに小さめの女性に近い声帯をもっている。ミセスやヒゲダンなど。
3.高音と低音
振動数を増やせば増やすほど、高音になる。
例えば、手を擦る。
手を高速で擦るとゆっくり擦るより、高い音が出る。
けど、熱くなって擦れなくなる。
振動数を増やすために、息を多く出す。(呼気を強める)
すると、例と同じように、声帯が熱くなって、枯れるということになる。
4.地声と裏声
裏声は、声帯が開いている状態。
地声は、声帯が閉じている状態。
声がひっくり返るのは、声帯が閉じている状態から急に開くから。
だから、ちょっとずつ開いていくイメージで声を出していく。
5.裏声と地声
ギターの弦をイメージする。
細い弦が高い音。太い弦が低い音。
ねじで弦を張る(伸ばす)と高くなる。
ねじで弦を緩める(縮める)と低くなる。
声帯も同じように、伸ばすと高くなり、縮めると低くなる。
声帯を閉じる筋力と伸ばす筋肉を鍛えるのが、ボイストレーニング。
どっちが優位なのかを考えて、バランスよく鍛えていくことで、ミックスボイスを出すことができるようになっていく。
6.ミックスボイスのイメージ
裏声は、声帯が伸びているから弱い。
じゃあ、声帯が伸びている状態で、かつ、声帯が閉じている状態にすれば、ミックスボイスを出すことができる。
声帯が伸びているから、息があまりいらない。高音でも、日常会話くらいの声で出すことができる。
エクササイズ
歌に入る前の準備運動を教えていただきました!
1.ほっぺたを膨らませたまま声を出す。
スケールをやっても、歌を歌ってもいい。
目的としては、強い息を出さない状態を無理やり作って、力まない感覚を覚えること。
高音になるにつれて、息を少なくする意識をする。
息をいっぱい出して張り上げると、喉仏が上がる。
→口の中の空間が狭くなる。
→狭くなると、顎、舌に力が入る。
➡響く空間が狭くなる。
だから、高音になればなるほど、息を少なくするといい。
2.エッジボイス
声帯が閉じる感覚をつかむのが目的。
「あー」って声を出して、そのまま下に下がっていく。
思ったより高い位置でなるから、そのポイントを探す。
一粒一粒ならせるように。
裏声になると、声帯が開くから、出せない。
でも、開きすぎず、閉じすぎずがミックスボイスだから、できるようにするといい。
3.がぎぐげご
「がぎぐげご」は、溜める感じがある。
発音する時に、息が止まる。
だから、声帯が閉じる感覚をつかみやすい。
スケールをやると、高音で声帯を閉じる感覚がつかめる。
声帯が閉じてる状態だと、自分では「ガッ」って言ってるつもりだけど、「グッ」って聞こえる。
感想
今回のボイストレーニングは、歌に入らず、発声練習と座学みたいな内容でした。
立ってやっていたので、眠くもならず、先生も褒めてくれるので、すごく楽しかったです。
目に見えない声帯が見えた感じがして、これまでの先生の中で一番早く伸びそう!と思いました。
今もこの先生にお世話になっています。
早く高音を気持ちよく出せるようになりたいなー!!!
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